★ 脂肪豊胸
–メリット
・見た目も感触も本人の脂肪組織なので、豊胸したことが分からない。エコーでも豊胸に気づくのは難しい。
・エコーチェックの術後6か月以降はメンテナンス不要
・乳がん検診は問題なし
・左右差を補正したり、デコルテの厚みをつくることができる
・脂肪吸引したところが細くなる
–デメリット
・定着に個人差あり(授乳歴・喫煙歴・生活スタイル 他)
・1回で1-1.5cup (1cup以下もありうる)
・技術のないクリニックでは、しこりができる
・脂肪吸引が必要 (非常に痩せている方は脂肪豊胸不可)
・胸部(特に皮下)と吸引箇所にダウンタイムがある
・バッグ豊胸より工程が多く、比較的高額となる
♠ シリコンバッグ豊胸
–メリット
・1回の手術で2cup以上のバストアップが可能
・ボリュームアップは個人差が出にくい
・脂肪豊胸よりダウンタイムは少なく、比較的安価となる
–デメリット
・取り出すときのことも考えておく必要がある
・乳がん検診で申告が必要。マンモグラフィは不可、エコーのみでの検診で時間がかかる。
・乳房以外の疾患で受診し、画像検査すると気づかれる(病院受診が億劫になる)
・硬さや冷たさなどの違和感、異物感
・バッグ周囲に被膜形成し、拘縮することがある
・バッグ挿入に伴う傷が少し大きい
・バッグの不自然な移動や破損のリスク
・大きいバッグが入っていたところに肋骨の変形・窪みが生じる
・重量感があり、バストの下垂が加速する
・加齢とともに不自然になる
・リンパ腫や乳房インプラント病(BII: Breast Implant Illness)の報告